■収録曲 ■DOWNLOAD クロスフェードデモ (MP3) ※01「introduction」および、09「童神」は含まれておりません。 02〜08、10〜11のクロスフェードとなります。ご了承ください。 ■STAFF Vocal&Lyrics:桃木真美(桃輝) Music&Sound Produce:大嶋啓之 Music&Sound Produce&Lyrics:naotyu-、uchu-jin Lyrics:紫煙 Illustration:オルダ Design:12d Recording&Mastering Engineer:k-shi |
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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ネットで歌の活動を始めて、はや数年。いつもお世話になっている友人の力を借りて アルバムとしてようやくひとつの形にすることができました。 既存曲は3曲、後は全て今回書き下ろされたオリジナル曲です。 そしてこのアルバムを機に私は「桃輝(ももき)」から「桃木真美(ももきまみ)」になります。 新しい名前とともに、私の色んな歌や声の表情を知っていただき、聞いて下さった方に 何かを感じてもらい、何かを残すことができれば、これほど幸いなことはありません。 たくさんの思いを込めてお届けしますので、ぜひ手に取ってやって下さいね(*^-^*) 桃木 真美 ■作曲者さんからコメントをいただきました −−−−−−−−−−−−−−−−− |
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01 「Introduction」 作曲:naotyu- ありがたい事にイントロという重大な役目を頂いてしまい、悩んだ末に出来上がった曲。 はじまりからオーケストラ調で盛り上げたり、いくつかパターンを考えたのですが 最終的には比較的落ち着いた雰囲気になりました。 役得(笑)ということで、このアルバムの中で自分が担当している 「ミノガタリ」と「琥珀の夢」からメロディを一部分抜粋して構成し、 アルバムという一つの作品としてのまとまりを一層強めれたらいいなという思いで作りました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 02 「カーリア」 作詞・作曲:naotyu- 思い入れの深い曲。コンセプトは「名刺代わりになる曲」です。 06年春に行われた「ネオコスモスミス」というイベントで披露し、そのまま暖め続けていました。 実はこの曲からの発展で桃さんと一緒にソロCDを作りたいというコンセプトが初期にあり、 結果的に今回の作品となったのですがそういった意味でも特別な思いのこもっている曲です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 03 「Mystic Doll」 作詞:桃木真美 作曲:naotyu- アルバム一番の問題児(笑)コンセプトは「実験」 グループサウンズテイストで、そこら中にビートルズネタが盛り込まれている、いまどきやるか!? ってくらいコテコテです。 タイトルから「お人形」のイメージが来ますから、当然そっち方向の曲が浮かぶのが自然ですが、 見事に裏切りました。確か大嶋さんにも「こうくるとは・・・」みたいな感じに言われた記憶があります。 普段から小ネタ盛り込むのが大好きな人間なのですが、 これほどノリノリで一気に作ったのもなかなかないかもしれません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 04 「鳥人」 作詞:紫煙 作曲:大嶋啓之 この曲は2年半も前に作った曲で、mp3はその頃から公開していましたが、高音質版はいずれ 自分のCDに収録したいと思いつつ、結局作る余裕がなくて先延ばしになってしまいました。 ですので今回こういう形で収録できて良かったです(^^;) 桃木さん独特の朗々とした声質を生かした曲調に、ハーモニーなどを重ねずボーカル一本で オーケストラと渡り合うミュージカルやオペラを思わせる力強い歌声を披露されています。 mp3を公開してから長い時間が経っていることもあり、「桃木さんの歌い方といえばこれ」 という印象が強いかと思います。今回のCDではいろいろな曲調に挑戦されているので、 イメージを覆された方も多いのではないでしょうか? naotyu-さんにも気に入っていただけていて、「神居古潭」にも影響を与えているそうです。 順番がつながった2曲ですが、そういった視点から聞き比べてみるとまた新たな発見があるかも しれませんね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 05 「神居古潭」 作詞・作曲:naotyu- 桃さんと作品を作るきっかけになった曲。 コンセプトは「(BMSのイベントで)勝てる王道さを取り入れる」 基本的に捻くれ者なので、特にBMSをバリバリ作っていた頃は 意識して特殊な展開を取り入れたり、それこそプログレを作ってみたりしてたんですが、 更に一歩踏み出す為には挑戦せねば・・・といわゆる「民族系」であり いわゆる王道なコード進行をサビに入れたりと、逆への挑戦をした曲でした。 桃さんに歌って頂くまでに至ったのはこの曲の製作をはじめる少し前に オルダさんとの交流が合ったのがとても大きな要因にあるのですが、 実は自分はこの時点でNATのボーカルも桃さんだったとは知らず、 大嶋さんがmuzieで公開されていた「鳥人」で一目惚れをしていたのでした。 よって「鳥人」の影響がとても出ている曲でもあるのですが、 まさか同じCDで並んで収録される日が来ようとは・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 06 「明日への旅」 作詞:桃木真美 作曲:大嶋啓之 この曲は歌詞を先に渡され、それを基に作曲したものです。前向きな気持ちが伝わるような 明るい曲調にしたいと思っていましたが、レコーディングまでに編曲が間に合わず、 録音を済ませてから編曲を仕上げていくことにしました。 ただ当初はバイオリンやホイッスル、パーカッションなど民族的な楽器を加えた牧歌的な 曲調を想定していたのですが、CD全体の曲調が柔らかめでゆったりとした曲調が多いように 感じたので、この曲は軽快でノリの良いものにしようと思いバンド系のさわやかポップスに 路線変更しました。 録音時には想定もしていなかったような曲調に変わったので、桃木さんも相当驚いたのでは ないでしょうか(^^;) 録音前夜に歌詞の追加部分を推敲していて、なかなか決まらず結局午前3時までかかったのも 今ではいい思い出です(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 08 「ミノガタリ」 作詞・作曲:naotyu- 自分の作った楽曲の中では一番「Jpop」っぽい作風ですが、特殊な曲。コンセプトは「挑戦」 「七夕をモチーフにした曲が作りたい」となり、はじめに桃さんが詩を上げたのも実はあったのですが、 その後話し合いが持たれ、当時の自分がそういう気分だった(?)事もあり 作詞から全て担当させてもらうことになりました。詩の内容としては、 "もし織姫と彦星のように離れ離れになってしまう運命を背負ってしまった現実世界の二人がいたとしたら" ・・・といった感じです。 七夕について色々と調べてみて、 天の川の物語について知識を得た上で発展させて行きました。 最後の段落だけは「重たい歌だけど最後は前向きに」という意味を込めてます。 カーリアも似た雰囲気ですね。 ありがたい事に詩の内容をしっかりと考えて収録も行って頂けたそうで、嬉しい限りです。 曲の方はこの頃どうも不調だったらしく、今聞くともうちょっと出来たんじゃないかなぁと ちょっとだけ心残りだったりもします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 09 「童神」 作詞:古謝美佐子 作曲:佐原一哉 編曲:大嶋啓之 沖縄の歌手・古謝美佐子の1997年の作品です。とても優しく綺麗なメロディで子守唄の スタンダードナンバーとして親しまれ、これまでに加藤登紀子・木村弓・夏川りみ・Birdなどと いったさまざまなアーティストにカバーされてきました。 桃木さんと沖縄民謡という組み合わせはNINJATRAPSの「Tinsagu nu Hana(てぃんさぐぬ花)」に 続き2度目です。「てぃんさぐぬ花」は伝統民謡ですが、沖縄ではそういった昔から歌い 継がれてきた民謡に交じって、「花」「島歌」「涙そうそう」など新しく作られたスタンダード ナンバーも民謡として歌われています。 発表されてわずか10年余りの「童神」もすでに民謡として定着しているというところが 沖縄音楽のすごいところで、他の地域では廃れる一方の民謡が沖縄では現在も作られ 続けていることに感心しています。 そんな数ある名曲の中でも「童神」を選んだのは、桃木さんの柔らかく芯のある歌声に一番 合っていると思ったからです。私もこれまでいろいろなボーカリストと仕事をしてきましたが、 この曲をこれだけ歌いこなすのは桃木さんが一番だと思います(^^) メロディと歌声という素材が良いので編曲は最小限にとどめていますが、キーがDなのに ところどころCのコードを当てたりするところに現代的な響きを表現しています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10 「琥珀の夢」 作詞:桃木真美 作曲:naotyu- naotyu-CDとしてはエンディングになる曲(笑) イントロとリンクしてるのはそういった意味も合ったり。 このCDでは大嶋さんと作風が被るのを意識的に避けていた部分もあったのですが、 この曲に限っては真っ向から対決してます。しかしその壁は高かった・・・! ミノガタリ同様どうも不調な時期で、もうちょっとなんとか出来なかったのか自分、 と今になって突っ込みたい所満載です。 歌が抜けた後も長い間盛大に盛り上げていく、というのははじめから考えた事です。 オマケな補足ですが、この曲とほぼ同時期に作ったイントロは 新海作品の(天門さんの楽曲の)影響を物凄く受けてます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 11 「Soar」 作詞:桃木真美 作曲:大嶋啓之 アルバムタイトル曲です。この曲は先に作編曲を完成させたものに対して後から詞をつけて いただきました。その時点では曲もアルバムもタイトルはまだ決まっていなかったのですが、 何かいい案がないかと聞かれて、紙飛行機が飛んでいくイメージから「飛び上がる・舞い上がる」 という意味の単語「Soar」を提案したところ、意味合いも音の響きも気に入っていただけて アルバムタイトルにも採用されました。 ちょうどジャケットも空の高さを思わせる美しいイラストで、「Soar」という単語の持つ イメージをさらに膨らませて印象的なパッケージになったのではないかと思います。 収録は順調に進みましたが、後日桃木さんからもっと柔らかい声で歌い直したいという希望があり、 松山のスタジオで2回も録り直していただきました。その甲斐もあって、桃木さんらしい芯を 残しながらも優しく舞い上がるような歌声で曲に命を吹き込んでいただきました。 改めてありがとうございました(^^) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− >>> BACK |